大規模な改修工事完了 大分市の天文施設リニューアルオープン

1年余りの大規模な改修工事を経て、大分市の天文施設が21日、リニューアルオープンし、夏休み中の子どもたちが新たに導入されたプラネタリウムを楽しみました。

1995年に開館した大分市佐賀関の「関崎海星館」では、施設の老朽化に伴って去年5月から大規模な改修工事が行われ、このほど完了しました。

そして21日、「JX金属関崎みらい海星館」と名前を変えてリニューアルオープンし、夏休み中の子どもたちなどが次々と訪れました。

施設には最新型のプラネタリウムが新たに導入され、記念の点灯式が行われました。

このほか、県内最大となる口径83センチの大型の天体望遠鏡が設置されるなど以前よりも設備が充実し、施設では多くの人に星空や宇宙の魅力を楽しんでほしいとしています。

施設を訪れた6年生の児童は「プラネタリウムではきょう観察できる星座や宇宙の様子が紹介され、迫力があって楽しかったです」と話していました。

また、40代の男性は「入った瞬間、宇宙に来たような内装になっていて驚きました。宇宙を感じることができる県内有数の施設として発展してほしい」と話していました。