由布市で土砂崩れ 住宅1棟倒壊 70歳男性と連絡取れず

大分県由布市の山あいで、大雨の影響で土砂が崩れて住宅1棟が倒壊し、県によりますと、この家に住む70歳の男性と連絡が取れなくなっているということです。

30日午後11時50分ごろ、由布市湯布院町の川西地区で、「土砂崩れが発生して住宅が流されている」と停電の復旧作業のため現場近くを訪れた電力会社の作業員から市に連絡がありました。

県によりますと、麻生繁喜さん(70)の自宅の裏にある山が崩れ、麻生さんと連絡が取れなくなっているということです。

由布市には土砂災害警戒情報が出されていて、大分地方気象台によりますと、30日午後8時26分までの1時間に、観測史上最も多い68ミリの非常に激しい雨を観測したということです。

現場はJR南由布駅から西におよそ2.5キロ離れた山あいの地域です。