マイナンバーカードの写真取り違えるミス 日田市でも

マイナンバーカードをめぐり、県内の自治体で写真を取り違えるミスが相次いでいますが、日田市は姉妹の顔写真を取り違えてカードを作成していたと発表しました。

日田市によりますと、今月21日、4歳の女の子が家族とマイナンバーカードの受け取りに来た際、顔写真が違うことに母親が気づいたということです。

カードの写真は女の子の姉のもので、市では謝罪したうえで写真を撮り直し、再申請の手続きをとったということで、交付が来月中旬にずれ込むということです。

日田市ではマイナンバーカードの申請内容を複数の職員で確認することになっていますが、市によりますと、申請日が2月28日で申し込みが集中したことなどから1人で確認作業を行ったということです。

日田市市民課の宮原幸子課長は「当事者や市民にご心配とご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げます。今後は再発防止に向けて改めて複数での内容確認を徹底します」とコメントしています。