福岡と日田を結ぶ高速バス 来月から日田温泉街まで乗り入れ

インバウンドの宿泊客の利便性を高めようと、福岡と日田市を結ぶ高速バスの一部の便が、来月1日から期間限定で日田市の温泉街に乗り入れることになりました。

福岡市天神や福岡空港と日田バスターミナルを結ぶ高速バス「ひた号」は、毎日60便余りが運行されていますが、韓国や台湾などからのインバウンドの観光客が増加していることを受けて、来月1日からことし11月末まで「隈温泉旅館街」バス停に4便が停車することになりました。

隈温泉旅館街に停車するのは、平日が福岡空港国内線を午前10時17分と、午後0時47分に出発する便で、隈温泉旅館街からは、午前9時37分と午前11時37分に福岡行きのバスが出発します。

また、土日祝日は福岡空港国内線を午前11時47分と午後1時47分に出発する便で、隈温泉旅館街からは、午前8時7分と午前9時37分に福岡行きのバスが出発します。

日田バスターミナルから日田温泉街まではおよそ1キロ離れており、バスの運行会社によりますと、温泉街に高速バスが停車することで利便性が高まるとしています。

高速バスを運行する日田バスの後藤直樹さんは「インバウンドの客が利用しやすくなることで、高速バスの利用増加と日田市の観光振興につながれば」と話しています。