大分空港ビル管理会社の従業員 コインロッカーの売上金着服

大分空港のビルを運営する管理会社の男性従業員がコインロッカーなどの売上金を着服していたことがわかりました。
被害額は10数万円から20万円に上るとみられ、従業員は弁済金を支払った上で依願退職しました。

大分空港のビルを運営する「大分航空ターミナル」によりますと、ことし4月、20代の男性従業員がカウンター内で、売上金の百円玉などを持ち出す不審な様子が監視カメラに写っていたということです。

従業員は、コインロッカーなどの管理を担当していて、その売上金を着服したことを認めたということです。

同じような行為をおととし1月からことし4月にかけて、複数回繰り返していたということで、被害額は10数万円から20万円に上るとみられています。

従業員は弁済金を支払った上で依願退職したことから、会社では刑事告訴をしない方針です。

「大分航空ターミナル」は「再発防止に向けて、管理体制の見直しなど対策を早急に進めていく」としています。