大分大 来年度の理工学部入試から「女子枠」導入

全国の大学の理工系分野で女子学生の割合が少ないことが課題となるなか、大分大学は、来年度の入学者を対象にした理工学部の推薦入試から女性だけが受験できるいわゆる「女子枠」を設けることを発表しました。

これは、大分大学が29日の定例会見のなかで明らかにしたものです。

それによりますと、来年度の理工学部の入学者を対象にした入試で学校の推薦を受けた女子生徒だけが受験できる「女子枠」を新たに設けるということです。

「知能情報システム」や「機械工学」など6つのプログラムごとに募集し、定員は合わせて13人です。

「女子枠」での試験の内容や実施時期などは今後発表することにしていて、一般の推薦入試との併願も可能だということです。

大分大学では、この数年、理工学部に所属する学生のうち女子学生が占める割合がおよそ16%と、ほかの学部と比べて極端に低くなっていて、優秀な女子学生の確保が課題となっています。

「女子枠」の新設について、小林祐司理工学部長は「日本の理系人材における女性比率は国際的にも低いのが現状だ。技術革新を進めていくうえで多様性の確保は不可欠になっている」と話していました。

いわゆる「女子枠」を設ける動きは、名古屋大学や富山大学それに宮崎大学など全国の大学で広がっています。