ビル解体工事現場で足場崩れ 道路ふさぐ けが人なし 別府

26日昼前、別府市のビルの解体現場で足場が崩れて歩道や県道の一部をふさぎました。
この事故によるけが人はいませんでした。

26日午前11時半すぎ、別府市北浜の交差点付近で「工事現場の足場が倒れている」と近くを通りかかった人から警察に通報がありました。

警察によりますと、現場では4階建てのビルの解体工事が行われていて、鉄パイプや防音ネットなどを組み合わせてつくられた足場が崩れ、付近の歩道や県道の一部をふさいだということです。

この事故によるけが人はいませんでしたが、散乱した足場を片づける作業のため、歩道は6時間余りにわたって通ることができませんでした。

警察や大分労働基準監督署が足場が崩れた原因を詳しく調べています。

工事現場などで足場が崩れる事故は全国各地で相次いでいて、中には作業員や通行人が死亡したり、けがをしたりする場合もあり、大分労働基準監督署は「現場では法律で定められた足場が倒壊しない対策を改めて徹底してほしい」と呼びかけています。

現場はJR別府駅から東に500メートルほど離れた商店や飲食店が建ち並ぶ地域です。