台湾から農業研修で来日の高校生 宇佐市で農作業を体験

台湾から農業の研修で日本を訪れている高校生が宇佐市で、農作業などを体験しました。

宇佐市安心院町は、国内外から観光客を受け入れ、農村に泊まって農作業を体験してもらう農家民泊の取り組みを行っています。

23日から1泊2日の日程で、農業を学ぶ台湾の高校生など17人が訪れていて、コロナ禍で途絶えていた海外からの受け入れは3年ぶりです。

このうち、時枝哲朗さんの農地では、4人の生徒が肉牛用の牧草の種まき作業を体験しました。

種まきの作業は参加した生徒たちにとって初めてだということで、真剣な面持ちで種をまいたり、土をかぶせるためにトラクターを操縦したりしていました。

生徒の1人は「トラクターに初めて乗ってとても新鮮な体験でした」と話していました。

時枝さんは「3年ぶりの海外からの受け入れでこちらも緊張した。実際の農業を自分でやってみて実感を体験として残してもらいたい」と話していました。