5類移行後 日田市のホテルでは国内外から予約増加

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行してから15日で1週間ですが、日田市のホテルでは、移行にあわせて再開したヨーグルト取り放題の朝食サービスが好評です。

日田市の三隈川沿いの日田温泉街にあるホテルでは、ヨーグルトを大皿から取り分けて好きなだけ食べてもらう朝食のサービスを新型コロナ対策で中止していました。

サービスは5類に移行した今月8日から再開し、インバウンド客に好評だということで、この週末も台湾の日系企業の社員旅行で訪れた人たちが盛んに利用していました。

日本人の社員の男性は「新型コロナの感染も落ちついてきたので3年ぶりに来ました。日本の食べ物はおいしいので、みんなとても喜んでいます」と話していました。

このホテルでは、5類移行後の宿泊客が大型連休前の同じ期間に比べておよそ1割増えていて、今月20日には名物の鵜飼い見物が始まり、さらに増えることが見込まれています。

ホテルの諌山寿明社長は「例年、大型連休明けは落ち込む時期なのでお客が増えたのは本当にありがたい。国内外から個人客も団体客も予約が増えているので、今後も大いに期待している」と話していました。