別府市の上人ヶ浜公園の再整備計画 関係者参列し地鎮祭

別府市の海沿いにある公園がレストランや宿泊施設、それに砂湯などを備えた観光施設に再整備されることになり、10日、関係者が出席して地鎮祭が行われました。

別府市の上人ヶ浜公園で行われた地鎮祭には、別府市の長野市長や整備事業を手がける企業の関係者などおよそ20人が参列し、工事の安全を祈願しました。

上人ヶ浜公園では、もともと別府市が砂湯を運営していましたが、レストランや宿泊施設のほかバーベキューなどのアウトドアも楽しめる屋外型の複合施設に再整備されます。

また、砂湯の面積もこれまでの2倍の規模に拡張される予定です。

市では開発や運営を担う民間の事業者を公募し、会議室のレンタル事業などを行う「ティーケーピー」が選ばれました。

完成は来年夏ごろの予定で、年間50万人の利用が見込まれています。

自身も大分県出身だという「ティーケーピー」の河野貴輝社長は「地元に恩返ししたいという気持ちに加え、コロナ禍で打撃を受けた別府・大分の経済を復活させたいという思いだ。地元の人だけでなく観光客含め多くの人に利用してもらえる施設にしていきたい」と話していました。