豊後高田市の長崎鼻 2200万本の菜の花見頃

周防灘を臨む豊後高田市の長崎鼻では、2200万本あまりの菜の花が満開となり、見頃を迎えています。

国東半島の先端に位置する豊後高田市の長崎鼻では、毎年この時期になると地元の人たちでつくるNPO法人が育てた2200万本あまりの菜の花が咲き、観光客を楽しませています。

NPO法人によりますと、ことしは冬の後半に晴れる日が多かったため例年より早めに花が咲き始め、3月以降の雨などの影響で一気に満開となり、いまが見頃だということです。

訪れた人たちは黄色いじゅうたんのように岬一面に咲き誇った菜の花を眺めながらゆっくりと散策したり、写真に収めたりして楽しんでいました。

大分市から訪れた夫婦は、「とにかくすごいのひと言です。春が来たという感じがします」と話していました。

また、別府市から訪れた家族連れは、「これまで何度か来たことがありますがことしがいちばんきれいだと思います」と話していました。

NPO法人の近藤哲憲理事長は、「今がいちばん最高の時期。菜の花の香りを体いっぱいに吸い込んで楽しんでほしい」と話していました。

長崎鼻の菜の花は来月上旬ごろまで楽しめるということです。