県議会 新年度の当初予算案可決 広瀬知事が最後のあいさつ
大分県の定例県議会は17日最終日を迎え、新年度・令和5年度の当初予算案を可決しました。
本会議終了後、今期限りで引退する広瀬知事があいさつに立ち、「この20年間で大分県は本当に良くなったと思う。皆様、本当にありがとうございました」と感謝のことばを述べました。
定例県議会は最終日の17日、一般会計の総額で6773億円余りの新年度・令和5年度の当初予算案など43の議案を可決しました。
新年度の当初予算は、来月、知事選挙が行われることから、人件費などの義務的経費を中心とした「骨格予算」となっています。
また、本会議終了後には、今期限り引退する広瀬知事があいさつに立ちました。
この中で、「県民中心の県政を貫き、安心、活力、発展の大分県づくりに取り組んできた。厳しい局面もあったが大分県は本当に良くなったと思う」と5期20年を振り返りました。
そのうえで、「任期は残り少なくなったが、諸課題が少しでも解決できるよう最後まで全力を尽くしていく。皆様、本当にありがとうございました」と述べると大きな拍手が送られていました。
この議員構成による県議会は今回が最後で、統一地方選挙では県議会議員選挙が今月31日に告示され、県知事選挙と同じ来月9日に投票が行われます。