大分県 3シーズンぶりにインフルエンザ流行の注意報発表
インフルエンザの患者が県内で急増しているとして、大分県は、25日、インフルエンザ流行の注意報を出しました。
注意報を出したのは、新型コロナウイルスの感染が拡大してから初めてです。
県によりますと、今月22日までの1週間に県内58か所の医療機関でインフルエンザと診断された人は603人で、前の週から113人増えました。
1医療機関あたりの平均の患者数は、10.40人で注意報の発表基準となる10人を超えたため、県は25日、インフルエンザ流行の注意報を出しました。
注意報が出たのは3シーズンぶりで、新型コロナウイルスの感染が拡大してから初めてとなります。
1医療機関あたりの患者数を地域別にみると、大分市保健所が最も多く18.18人、日田市などを管轄する西部保健所が14.40人、別府市などを管轄する東部保健所が9.25人などとなっています。
県は手洗いをこまめに行うなど、新型コロナウイルスとあわせて感染対策を徹底するよう呼びかけています。