交通機関に雪や強風の影響 車10数台の追突も(17:00)
県内の交通機関では、雪や強風の影響が広がっています。
【航空各社】。
大分空港を発着する空の便で欠航が決まっているのは、日本航空の24日夜の便で羽田空港や大阪空港を結ぶ合わせて3便とアイベックスエアラインズの中部空港を結ぶ2便です。
25日も、日本航空が羽田に向かう朝最初の便の運休を決めていて、各航空会社は、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
【JR】。
また、JR九州によりますと、日豊本線は、断続的な強風の影響で大分駅と博多駅を結ぶ特急ソニックが上下線であわせて10本が運休となったほか、一部の列車に遅れが出ているということです。
25日も、一部の列車に運休や大幅な遅れがでるおそれがあるとしています。
【高速道路】。
県内の高速道路も、雪のため広い範囲で通行止めになっています。
通行止めになっているのは、▽東九州自動車道が、大分インターチェンジから北九州ジャンクションの間の上下線、▽大分自動車道が、日出ジャンクションから佐賀県の鳥栖ジャンクションの間の上下線、▽それに日出バイパスが、速見インターチェンジから日出インターチェンジの間の上下線です。
このうち大分自動車道の下り線では、通行止めになる直前の午後2時ごろ、由布岳パーキングエリアと日出ジャンクションの間付近で追突事故が相次いで発生しました。
警察によりますと車10数台がからんでいたということです。
【国道】。
さらに国道でも通行止めが相次いでいます。
▽国道10号線は、除雪作業のため、宇佐市江熊から日出町藤原までのおよそ24キロの区間で、▽国道210号線は、九重町粟野から由布市湯布院町川北までのおよそ18キロがそれぞれ全面通行止めとなっています。
【高速バス】。
高速バスにも影響がでています。
大分市と福岡市、長崎市、それに京都市を結ぶ高速バスは、終日運休が決まっています。
このうち大分市と京都市を結ぶ高速バスは、25日も終日運休となっています。
【フェリー】。
県内の港を発着する多くのフェリーは、高波や強風の影響で24日、終日欠航となっています。
一方で、25日の運航については、▽大分市の佐賀関港と愛媛県の三崎港を結ぶ「国道九四フェリー」が、始発便から運航再開するほか、▽臼杵港と愛媛県の八幡浜港を結ぶ「九四オレンジフェリー」、▽別府港や臼杵港と、愛媛県の八幡浜港を結ぶ「宇和島運輸フェリー」、▽それに、国東市の竹田津港と山口県の徳山港を結ぶ「スオーナダフェリー」は、早朝に大分を発着する便を除いて運航再開する予定となっています。