「進撃の巨人」アニメ完結編放送 日田市で活性化へ期待高まる

「進撃の巨人」のアニメの完結編がことし3月から放送されることになり、作者の出身地でファンの間で聖地とされる日田市では、訪れる人が増えて、まちの活性化につながると期待が高まっています。

日田市出身の漫画家、諫山創さんの人気作品「進撃の巨人」は、2013年にアニメ化が始まり、その完結編がことし3月から放送されることが17日、発表されました。

こうした中、ミュージアムやキャラクターの銅像などがあり、ファンの間で聖地とされる日田市では、作品を通じたまち起こしに取り組んでいるだけに、期待が高まっています。

JR日田駅前で聞いたところ、高校2年の男子生徒は「地元に関連のあるアニメなので早く見たいです。アニメは迫力がすごくて家族全員で見ているので楽しみです」と話していました。

また、タクシーの運転手は「観光客がいっそう増えて、市内が活気づくのでないかと大いに期待しています。自分も見るつもりだし、多くの人にも見てもらいたいです」と話していました。

「進撃の巨人」のアニメの完結編は2部構成で、▽前編がNHK総合で、金曜日の深夜、3月4日午前0時25分から、▽後編がことし中に放送される予定です。