大分空港と市内結ぶホーバークラフト 宇宙港をデザイン
大分県が来年度の復活に向けて進めている、大分空港と大分市内を結ぶホーバークラフト3隻のデザインが決まり、宇宙港をモチーフとしたものとなっています。
大分県は、国東市にある大分空港と大分市中心部のアクセス向上を目的に、平成21年度まで運航していたホーバークラフトを来年度、復活させる計画を進めています。
この中では、イギリスのメーカーが製造する3隻のホーバークラフトが導入され、大分空港と大分市内をおよそ25分で結ぶとしています。
県では、3隻のホーバークラフトについて船体の前面と側面のデザインを募集し、このほど、それぞれのデザインが決まりました。
採用されたのは、大分市の広告制作会社「デザインマップ」の長門敦さんのもので、前面はそれぞれ異なり、宇宙飛行士や宇宙港のロゴマークがイメージされているほか、3隻の側面にはいずれも星くずと水しぶきが表現されていて、「宇宙港」がイメージされたものとなっています。
長門さんは「海から空へ、空から宇宙へという大きな流れを作って、遊び心のあるデザインを意識した」と話していました。
また、あわせて船名の募集を今月末まで行っていて、詳しい応募方法は県のホームページで確認することができます。