ヤングケアラーの支援策を話し合う 津久見市

家族の介護などをしている子どもたち、いわゆるヤングケアラーの支援策を話し合う会議が津久見市で開かれました。

ヤングケアラーは、病気や障害のある家族の介護や家事などを日常的に担っている子どものことで、学力や発育への影響が懸念されています。

11日は津久見市で、ヤングケアラーの支援策を話し合う会議が開かれました。

はじめに、市の担当者が県が去年実施した実態調査の結果から子どもが家族の介護に対応している世帯が数件確認されているため、負担が大きくなる前の支援が課題になると説明しました。

そして、出席者で意見交換を行い、ヤングケアラーを生まないためにも、不足する介護従事者を拡充させることが今後の課題だとする意見が出されていました。

会議の最後に、川野幸男市長が「それぞれの機関が問題を抱え込まず、情報を共有することがよりよい支援につながる。共通の意識を持って対応していきたい」と述べました。