高校生に教職の魅力発信へ 教員採用試験の倍率最低で

大分県の今年度の教員の採用倍率は2.6倍と、これまで記録が残っている中で最低となりました。
県教育委員会は、早い段階から教員を目指す人を増やそうと、県内の高校を回って教員の仕事の魅力を伝える取り組みを始めることになりました。

文部科学省によりますと、大分県の公立学校の採用倍率は今年度は2.6倍と、前年度から0.3ポイント減少し、全国平均を1ポイント以上下回るとともに、記録が残っている平成元年以降で最も低くなりました。

教員の採用倍率は全国的に減少傾向となっていて、県教育委員会によりますと長時間勤務など厳しい職場というイメージがもたれ、受験を希望する学生が減少しているとみられています。

こうしたなか県教育委員会では県内の高校を訪問し、高校生に対して教員の仕事の魅力を伝える取り組みを、今月行うことになりました。

取り組みでは、現在は採用担当で自身も教壇に立った経験のある県教委の職員が、教員採用試験でどのような問題が出題されるのかや、小学校の教科担任制など学校現場で取り組んでいる働き方改革について、紹介したりする予定だということです。

県教育委員会では「教員になる人は大学生より早い段階で関心を持っている傾向がある。高校生に魅力を発信し、教員を目指す人を少しでも増やしたい」としています。