県職員が障害者中傷の自作文書配布 県が口頭で注意

大分県の50代の職員が、障害者グループホームの開設に向けた地元説明会に住民の1人として参加し、「大声や奇声をあげる」などと記載した自作の文書を配布していたことがわかりました。
県は、この職員を口頭で注意したということです。

県によりますと、土木建築部の課長補佐級の50代の男性職員はことし1月、大分市内の事業所が障害者グループホームの開設に向けた地元説明会に、近隣住民の1人として参加しました。

その際、参加したおよそ40人の住民に、自作の文書を配布し、トラブルの例として「大声や奇声をあげる」、「誰にも言わず外出して行方不明になる」などと記載していたということです。

県では3月に事業者から相談を受け、その後上司が本人に事情を聞いたところ、事実関係を認めたため、「公務員として不適切な言動があった」として上司が口頭で注意しました。

職員は県の聞き取りに対し、「しっかり運営してもらうためお願いのつもりで文書を配布したが、配慮が欠けていた」と話しているということです。

県土木建築部は「県の職員が差別を助長しかねない言動を行ったことは問題だと受け止めています。研修などを通じ、公務員倫理に対する意識を高めてまいります」とコメントしています。