拾った財布届け出ず現金抜き取り 大分県職員を減給処分

大分県の50代の職員がガソリンスタンドで拾った財布を警察に届け出ずに中に入っていた現金2000円を抜き取ったとして、減給1か月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは大分県商工観光労働部の課長級の58歳の男性職員です。

県によりますと、職員はことし1月、大分市内のガソリンスタンドで財布を拾ったものの警察に届け出ずに、中に入っていた現金2000円を抜き取った後、財布を川に投げ捨てたとして占有離脱物横領の罪で検察に起訴され、大分簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。

職員はすでに罰金を支払い、県の聞き取りに対して、「重大なことをしてしまい情けなく思う。すぐに警察に届けるべきだった」などと話しているということです。

県は、公務員の信頼を失墜させたなどとして職員を26日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分にしました。

県総務部の若林拓部長は「ご心配とご迷惑をおかけし申し訳ありません。県民からの信頼回復に向けて再発防止に努めたい」と話しています。