台風被害の復旧作業「行政などの支援利用し無理せずに」

台風14号の接近で住宅などに被害が出た地域では、片づけや復旧作業を続けている方も多いと思います。
作業にあたる際の注意点について、専門家は「安全に気をつけて行政などの支援も利用して、無理をせずに進めてほしい」と呼びかけています。

台風14号の影響で、県内では暴風やがけ崩れ、それに川の氾濫などによる建物の被害が相次いで確認されています。

関西学院大学災害復興制度研究所の斉藤容子准教授によりますと、片づけや復旧作業を行うときは、まず、作業の前に被害の状況を写真に撮っておくことが大切です。

公的な支援などを受けるための、り災証明を取得する際に役に立つため、家の外をなるべく四方から方向を変えて撮ることや、畳や床、壁紙などの家の中の被害を受けた場所もアップにして撮影するのがポイントだということです。

また、作業を進める時の注意点については、「一見大丈夫に見えても床下に泥などが入っているとカビや悪臭の原因になるので、床下の状況を確認して、よく乾かすようにしてほしい」と話していました。

そのうえで、「まわりも被災して助けを求めにくいかもしれないが、ひとりで無理に作業をすると危険をともなうし、心身の負担もたまってくる。ボランティアや行政の支援もあると思うので、社会福祉協議会や行政の窓口に相談しながら焦らずに作業を進めてほしい」と呼びかけていました。