台風14号 収穫の時期迎えた梨の落下被害相次ぐ 由布市

台風14号の強風で大分県有数の梨の産地、由布市では、収穫の時期を迎えた梨の実が落下する被害が相次いでいます。

大分県有数の梨の産地、由布市庄内町では7月ごろから収穫の時期を迎えています。

大塚雅彦さんの広さ1ヘクタールの農園では14種類の梨を栽培していますが、台風14号の強風で、収穫を控えた品種の「新高」や「豊里」の実が落下しました。

台風が接近する前に防風用のネットを設けて強風対策をしましたが、半分ほどが落ちてしまったということです。

大塚さんによりますと、市内のほかの梨農家でも同じような被害が相次いでいて、落下した梨は、十分に熟していなかったり、落ちた際の衝撃で表面が黒ずんでいたりして、売り物にはならないため、破棄せざるをえない予定です。

台風14号の影響で、由布市では、今月18日には29.8メートル、翌日の19日も26.2メートルの最大瞬間風速を観測していました。

大塚さんは「今回の台風は、風の影響が長かったため、大きな被害が出ました。30年以上、梨を育てているが、こんなに落ちたのは初めてです」と話していました。