国東市で19歳を対象にした成人式 成人年齢引き下げで
ことし、成人年齢が18歳に引き下げられたのに伴い、国東市では19歳の新成人を対象にした成人式が開かれました。
国東市は例年、お盆の帰省の時期にあわせて成人式を開いています。
市は成人年齢の引き下げを受けて、18歳から20歳のそれぞれの年齢ごとに式を行うことにしていて、19歳を対象にした15日の式には159人が参加しました。
式では新成人代表の松原七海さんが「社会の一員となったいま、自分がするべきことは何かを常に念頭に置き、日々まい進します」と飛躍を誓いました。
また、新成人向けに弁護士が講演し、親などの同意がない契約は原則取り消すことができる「未成年者取消権」が使えなくなるため、トラブルが懸念されると注意を促しました。
県によりますと、県内18市町村で18歳と19歳を対象に成人式を開くのは国東市のみで、ほかはいずれも20歳を対象にしているということです。
新成人の専門学校生は「成人の実感がまだあまりありませんが、これからは責任がすべて自分に返ってくると親や親戚からも言われていて、自覚を持って行動したいです」と話していました。