小学校教員の志願倍率 平成以降最低の1.0倍 人材確保多難

来年春に採用される県内の公立小学校の教員採用試験で、受験倍率が1.0倍と、平成以降最も低い水準にとどまり、人材の確保が課題となっています。

来年春に採用される県内の公立学校の教員採用試験が今月10日に行われ、県教育委員会が受験倍率を公表しました。

それによりますと、採用予定の473人に対して、受験者数は953人で、受験倍率は前の年度を0.4ポイント下回る2.4倍でした。

学校別では、小学校が0.3ポイント低い1.0倍で、平成以降最も低い水準となっています。

このほか、中学校が0.5ポイント低い2.6倍、高校が1.6ポイント低い7.7倍と、いずれも前の年度を下回っています。

県教育委員会は、教員免許を取得する人が減少していることや、厳しい職場環境というイメージがあることなどから、倍率が下がったのではないかとみています。

県教育委員会では「大変厳しい状況で、定員を満たすことが年々難しくなっている。オンライン説明会などで遠方に住む人にもPRを行うほか、教員養成課程を目指す高校生が増えるような取り組みを進めたい」としています。