コロナ対策補助金の交付取り消し 豊後大野市の団体が全額返還

豊後大野市でゲストハウスを運営する団体が、コロナ禍からの復興支援などを目的とする県と市の補助金を交付されたあと、保管が必要な領収書を紛失したなどとして交付を取り消され、全額返還しました。

補助金の交付を取り消されたのは、豊後大野市で古民家のゲストハウスを運営する住民グループ「あたらよ」です。

県や市によりますと、この団体は「田舎にもうひとつの暮らしを持とう」というコンセプトで活動し、おととし県と市に対して、コロナ禍で打撃を受けた地域の復興支援などが目的の2件の補助金を申請し、合わせて180万円余りの交付を受けました。

しかし、交付対象となった活動のうちホームページの制作について県と市に補助金を二重に申請していたことが外部からの指摘で明らかになりました。

さらに、ほかの活動についても、5年間の保管が必要となる領収書などの書類を紛失していたことが分かったということです。

このため県と市は規則に反するとして16日、全額の交付を取り消しました。

団体側からは、すでに全額、返還を受けているということです。

団体は「一部を誤って二重に受け取ってしまったほか、書類の管理もずさんだったが、悪意は決してない。今後は再発防止に努めたい」とコメントしています。