鼻だしマスクの元臼杵市議 落選受け裁判の訴え取り下げ

鼻を出した状態でマスクを着けていたため、議会での発言を認められなかった臼杵市議会の元議員が、決定の取り消しを求めて裁判を起こしていましたが、先月、選挙で落選したことを受け、訴えを取り下げました。

訴えを取り下げたのは、本会議場や委員会室でマスクの着用を拒否するなどしていた臼杵市議会の若林純一元議員です。

元議員は去年9月、鼻を出した状態でマスクを着けていたことを理由に、発言を認められなかったのは表現の自由の侵害に当たるなどとして、当時の議長や市に対し、決定の取り消しや損害賠償を求める訴えを大分地方裁判所に起こしていました。

裁判では「ウイルスの飛散を防ぐためのマスクの着用は有害無益だ」などと主張していましたが、先月の市議会議員選挙では最下位で落選しました。

若林元議員の弁護士によりますと、近く2回目の法廷での審理が予定されていましたが、落選を受けて、今月9日付けで訴えを取り下げたということです。

元議員は「マスクの必要性については議論するべきだと考える。今後もなんらかの形で主張していきたい」と話しているということです。