県の新たな副知事に総務省出身の鈴木康之氏 辞令交付

新潟県の新たな副知事に17日、総務省出身の鈴木康之氏が就任し、「みずからの経験を生かし県政の発展に貢献したい」と意気込みを述べました。

新潟県の副知事に17日付けで就任した鈴木康之氏は午前、県庁で花角知事から辞令を受け取りました。
鈴木氏は、千葉県出身の49歳で、平成10年に旧自治省に入り、選挙や政治資金制度などを担当する部署に勤務したあと、自治体の国際化を支援する自治体国際化協会の事務局長を務めました。
辞令が交付されたあと、鈴木氏は「重責に身が引き締まる思いだ。県政の発展に貢献できるよう努力していきたい」と述べました。
また、取り組みたい施策としては、これまでの経歴を生かして、県内の国際化や、食や観光など県の魅力発信、それに人口減少対策をあげたうえで、「新潟県が持つ数多くの魅力をさらにブラッシュアップできるよう取り組みたい」と述べました。
鈴木氏は今後、観光や文化振興、交通、農政などを担当するということです。