直江津駅の車両基地でラッセル車脱線 けが人などなし 上越

16日夕方、上越市にあるえちごトキめき鉄道の直江津駅の車両基地で、作業用の機関車1両が脱線する事故がありました。
事故によるけが人はなく、列車の運行に影響はないということです。

えちごトキめき鉄道によりますと、16日午後4時すぎ、上越市にある直江津駅の車両基地で作業用のディーゼル機関車1両を動かしていたところ、線路の分岐近くで車輪が線路から落ちて脱線する事故が起きました。
車両には運転士1人が乗っていましたがこの事故によるけが人はなく、列車の線路からは離れた場所で発生したため、通常の運行に影響はないということです。
車両は昭和49年に製造された、線路の雪を取り除くラッセル車で、去年3月に富山県の第3セクターから譲り受け、その後、直江津駅に隣接する鉄道のテーマパークで展示されていて、当時は動作確認をしていました。
会社では脱線した原因を調査するとともに、復旧作業を進めていますが、数日かかる見込みだとしています。
えちごトキめき鉄道は「通常の運行に影響はありませんが、早期の復旧に向けて取り組んでいきます」とコメントしています。