手持ち花火の遊び方 消防関係者が園児に指導 新潟

夏のレジャーシーズンを前に新潟市で、消防が園児たちに手持ち花火の正しい遊び方を教える催しが開かれました。

この催しは16日、新潟市東消防署と地元の消防団が新潟市東区の「みつばちこども園」で開き、年長の園児20人が参加しました。
まず消防団員が紙芝居を披露し、このなかで手持ち花火は大人と一緒に行うこと、火をつけたら振り回さず、水につけて確実に消火することなどを説明しました。
そのあと園児たちは、消防署員の指導を受けながら1人ずつ花火を手に持って火をつけました。
そしてピンク色や黄色などに輝く光を楽しんだあと、バケツに入った水につけて消火していました。
参加した園児たちは「花火の光がきれいだった」とか「花火を振り回さないように気をつける」などと話していました。
消防によりますと新潟市内では去年9月、河川敷に放置された花火が原因で枯れ草が燃えたほか、ことし5月、花火で遊んでいた児童が誤って顔をやけどしたということです。
新潟市消防団東方面隊渡邉和美さんは「花火は楽しいだけでなくやけどなどの危険もある遊びなので、きょうの指導を家族みんなで共有して楽しい夏を過ごしてほしい」と話していました。