新潟 地下商店街「西堀ローサ」の空きテナントスペースに遊具

運営会社の解散が決まり、活用方法の模索が続いている新潟市古町地区の地下商店街「西堀ローサ」では、子どもたちが遊べるよう空いているテナントのスペースに遊具が設けられました。

古町地区の地下商店街「西堀ローサ」をめぐっては、厳しい経営環境を背景に運営する第三セクターの解散が決まっていて、来年度中に新潟市が商店街を取得する方針です。
今後の活用方法の模索が続く中、今月、子どもたちが遊べるよう空いているテナントのスペースに人工芝が敷かれ遊具が設置されました。
集まった子どもたちはフラフープやとび箱で遊んだり絵本を読んだりと思い思いの時間を過ごしていました。
遊んでいた7歳の女の子は「走り回って遊べて楽しいです」と話していました。
子どもと訪れた30代の母親は「雨が降っていて公園も行けないので助かります」と話していました。
また、商店街では活性化を図ろうと、食事や古着の販売などを行う「古町夜市」を今月20日から毎週土曜日開催することにしています。
運営する「新潟地下開発」の中川高男総務部長は「ローサにはまだまだ価値があると考えている。意見をもらいながらいろんなことに挑戦し人が集まる場所にしたい」と話していました。