長岡 大河津分水河口部で斜面70メートル余崩落 けが人なし

長岡市にある「大河津分水」の河口部で8日午後、左岸の斜面が幅70メートル余りにわたって崩れているのが見つかりました。
信濃川河川事務所によりますと、けがをした人はおらず、周辺の一般道への影響はないということで、9日以降、必要な対策を講じることにしています。

8日午後、長岡市にある「大河津分水」の河口部で、左岸の斜面が崩落しているのを分水の改修工事にあたっていた関係者が見つけました。
現場を管理する信濃川河川事務所によりますと、斜面が幅70メートル余りにわたって崩れたということで、けがをした人はおらず、周辺の一般道への影響はないということです。
河川事務所によりますと、8日まで降った雨によって地盤が緩み、斜面が崩壊した可能性があるということで、9日以降、原因を調べ、必要な対策を講じることにしています。
「大河津分水」は、信濃川の水量を調節し氾濫を防ぐために作られた全長9キロあまりの人工の川で、川幅を広げたり、川底を補強したりする大規模な改修工事が行われています。