自民党新潟県連 来年の参議院選挙候補者7月20日まで公募

自民党新潟県連が6日、新潟市で定期大会を開き、来年夏に行われる参議院選挙の候補者を6日から今月20日まで公募することを報告しました。

新潟市中央区で開かれた自民党新潟県連の定期大会には、県内の国会議員や県議会議員などおよそ500人が出席しました。
大会では、来年までの執行部体制が正式に決定され、総務会長に中村康司県議会議員が新たに就任しました。
佐藤信秋会長と岩村良一幹事長、高橋直揮政調会長は留任します。
また大会で岩村幹事長は、来年夏に行われる参議院選挙の新潟選挙区について、候補者の公募を決めたことを報告しました。
公募の期間は6日から今月20日までの15日間としています。
大会後の会見で自民党新潟県連の佐藤会長は、「県民、市民のために力を尽くすという自民党の初心に返り、しっかりと皆さんの意見を聞いていきたい」と述べました。

来年の参議院選挙をめぐっては、立憲民主党県連が現職の打越さく良参議院議員を新潟選挙区の公認候補とするよう党本部に申請しています。
打越氏は北海道出身の56歳。
5年前の参議院選挙で野党統一候補として立候補し、初当選しています。
打越氏は先月、報道陣の取材に対し、「5年間、新潟の各地をまわり、政治不信の高まりやなんとか政治を変えてほしいという声をうかがってきた。いまの、強い声になびくような自民党政治を変えていかなければという思いで、しっかりとひとつひとつの選挙を勝ちにいこうという責任感でみなぎっている」と述べました。