小玉スイカの試食会 生産者などが出来栄えを確認 新潟 西区

スイカの生産が盛んな新潟市西区で、生産者による小玉スイカの試食会が開かれ、甘みや食感などことしの出来栄えを確認しました。

25日の試食会は新潟市西区にあるJAの施設で行われ、小玉スイカの生産者や市場の関係者などおよそ30人が集まりました。
試食したのは地元でとれた3つの品種で、このうち、去年から販売が始まった新品種、「Niigata ルビームーン」は、糖度が13度ほどで甘みが強いのが特徴です。
試食会ではJAの担当者がスイカの糖度を確認したあと、生産者らがスイカを試食して甘みや食感を確認していました。
地元のJAによりますと新潟市西区では小玉スイカが実をつける時期にあたる先月に気温差が大きかった影響などで、収穫量は例年よりやや少なくなる見込みですが、肥料の入れ方を工夫したことなどから、サイズは大きめで、品質もよいということです。
「JA新潟かがやき新潟西」の小玉すいか部会の石川茂部会長は「これからの季節は暑い日が続くので、爽やかな甘さとシャリシャリした食感を楽しんでほしいです」と話していました。
このJAでは、ことし8月中旬ごろまでにあわせて1400トン余りの小玉スイカを出荷する予定だということです。