初夏の訪れ告げる特産の「大玉スイカ」の初競り 新潟市

初夏の訪れを告げる新潟市特産の「大玉スイカ」の初競りが新潟市の中央卸売市場で行われました。

「大玉スイカ」は、新潟市の西区や西蒲区の砂丘の地域で栽培されている重さおよそ5キロ以上のスイカで、主要品種の「祭ばやし」は甘みが強く、シャリシャリとした食感が特徴です。
県内では初夏を告げる果物として親しまれていますが、3日朝、新潟市江南区の中央卸売市場では「大玉スイカ」のことしの初競りが行われました。
競りにはおよそ3000玉が出品され、参加者は競りの前に切り分けられたスイカを試食し味や歯ごたえを確認しました。
そして午前6時すぎに競りが始まると、数分ほどですべてのスイカが競り落とされていました。
JAによりますと、ことしは4月から先月にかけて好天に恵まれた影響で、生育状況がよく、品質の高いスイカができたということです。
JA新潟かがやきの伊藤能徳会長は「例年以上においしいスイカができたと思います。スイカを食べて元気を出して夏を乗り切ってほしいです」と話していました。
「大玉スイカ」の出荷は来月下旬ごろまで続き、県内外のスーパーなどで販売されるということです。