そらまめの出荷ピーク 新潟 西蒲区 西川地区

新潟市西蒲区で初夏の味覚「そらまめ」の出荷がピークを迎えています。

新潟市西蒲区の西川地区は「そらまめ」の栽培が盛んで、39軒の農家が合わせて150アールの畑で栽培していて、ことしの収穫は例年より1週間ほど早く始まったということです。
農家のひとり、多賀祥一さんの畑でも今月15日から収穫が始まり、午前5時から収穫作業を行っています。
多賀さんは「ことしの品質はとてもよく、去年よりおいしいと言ってもらえている。塩ゆでがおいしいが、炭火で焼いて食べるとさらに味が凝縮する」と話していました。
地区ではいま、そらまめの出荷のピークを迎えていて、新潟市西蒲区のJA新潟かがやきの集荷場では、農家の人たちが次々と運び込んでいました。
JAによりますと、ことしは春先の寒さなどの影響で収穫量が減少しているものの、病害虫の影響が少なく、品質がいいということです。
「JA新潟かがやき西川アグリセンター」の福島義浩さんは「甘くぷっくりとしたおいしいそらまめができあがっている。新潟の初夏を代表する旬の味を楽しんでほしい」と話していました。
西川地区のそらまめの収穫は来月中旬ごろまで続き、県内外のスーパーなどで販売されるということです。