運営会社が解散する新潟市の地下商店街「西堀ローサ」の活用を

運営会社の解散が決まっている新潟市古町地区の地下商店街「西堀ローサ」について、今後の活用方法を模索する動きが市民の間から出ています。

古町地区の地下商店街「西堀ローサ」をめぐっては厳しい経営環境を背景に運営する第三セクターの解散が決まっていて、来年度中に新潟市が商店街を取得することになっています。
こうしたなか「西堀ローサ」の今後の活用方法を模索する動きが市民の間から出ていて、今月8日、市民団体のメンバーが第三セクターの許可を得てイベントなどに向けて照明を調整する検証を行いました。
このなかでは福岡市の「天神地下街」などを参考に、天井にある照明を消したうえで、ぼんぼりに明かりをともし、雰囲気の変化などを確かめました。
検証を行った「志民委員会」の馬場毅さんは「ローコストでも皆さんに喜んでもらえるよう、西堀ローサを活用していきたい」と話していました。
この団体は来月ごろから人工芝を敷いた空き店舗のスペースに、子どもが遊べる空間を作ることも計画しているということです。