枝豆の地域ブランド「弥彦むすめ」の出荷本格化 新潟 弥彦村

枝豆の地域ブランド「弥彦むすめ」の出荷が本格化し、産地の弥彦村では朝早くから、収穫作業が行われています。

「弥彦むすめ」は、県内で最も出荷が早い枝豆で、鮮度を保つために、枝や根、葉がついたまま出荷されるのが特徴で、ことしは今月上旬から出荷が始まりました。
出荷作業が本格化するなか、生産者の1人、吉野彰さん(46)は、20日午前4時半ごろから、収穫作業を行いました。
吉野さんは、霜などから枝豆を守るためにトンネル状になっている農業用ハウスのなかにもぐり込み、1本ずつ手作業で収穫していました。
そして収穫された枝豆の泥を洗い落とし、不要な葉などを取ってから、出荷に向けて束ねていました。
吉野さんは、「香りもよく、甘味ものったすばらしい枝豆ができたので、県民のみなさんには、贈り物やお酒のお供にぜひ選んでほしい」と話していました。
「弥彦むすめ」は来月中旬にかけて全体でおよそ21トンが出荷される見通しで、県内のスーパーなどに並ぶということです。