新潟市南区 白根地区でミニトマトなど出荷 本格的に始まる

新潟市南区の白根地区でミニトマトなどの出荷が本格的に始まり、13日、出荷の基準を確認する目合わせ会が行われました。

新潟市南区の白根地区はミニトマトとミディトマトの生産量が県内で最も多く、出荷が本格化したことを受けて基準を確認する目合わせ会が行われました。
会にはおよそ30人の生産者が参加し、はじめにJAの担当者などが、品質のよい状態を保つために赤くなりすぎないうちに収穫することや、実を傷つけないようにへたの部分を短く切るといった注意点を説明しました。
参加した生産者の1人、田村和章さんは先月から農業用ハウスで栽培したミニトマトの収穫を始めていて、ことしは3月の低温で一時的に生育が停滞したもののその後は温暖な天候となり、順調に育っているということです。
一方、肥料や燃料の高騰で経費がかさみ、厳しい経営状況が続いているということです。
田村さんは「苦しい状況が続いているが食べてもらえるのはうれしいことなので、継続してやっていきたい。おいしさには自信があるので、白根という名前を見つけたら手にとって食べてもらいたい」と話していました。
JAによりますと、白根地区のミニトマトとミディトマトは来月中旬から7月にかけて出荷のピークを迎えるということです。