「CoCoLo新潟」グランドオープン 新潟駅ビル新商業施設

新潟駅の駅ビルの新たな商業施設「CoCoLo新潟」が25日、グランドオープンを迎え、記念のセレモニーが開かれました。
新潟駅の活性化により駅前周辺のにぎわいの創出が期待されます。

新潟駅の再開発に伴い、新たな商業施設「CoCoLo新潟」が25日、グランドオープンを迎え、新たに飲食店やスーパーなど63店舗が開業しました。
開店の午前10時になると、施設の入り口で列をつくって待っていた多くの人たちが次々と入っていきました。
施設のなかではグランドオープンを記念するセレモニーが行われ、新潟市の中原市長やJR東日本の喜勢陽一社長などが出席してテープカットが行われました。
セレモニーで喜勢社長が「この商業施設をにぎわいの発信拠点として新潟全体をさらに元気にしていきたい」と述べました。
また、中原市長は「新潟市の玄関口にふさわしい情報発信や交流の拠点が完成した。ここを起点に新潟の人の流れが変わることを期待している」と述べました。
「CoCoLo新潟」は来月29日には10店舗ほどの飲食店が開業し、最終的におよそ170店舗が入る商業施設となり、駅前周辺のにぎわいの創出が期待されます。

セレモニーのあと中原市長は「この開業で新しい新潟駅に生まれ変わったと実感できる。駅がにぎわい創出の場となり万代、古町まで活性化するよう取り組んでいきたい」と話していました。
また、「CoCoLo新潟」春川智店長は「買い物や食事など地域の皆さんに利用してもらうとともに、まちの起点として県外からの客にも利用される場所を目指していきたい」と話していました。

このうち、2階東側の「ニイガタバル★麺横丁」と名付けられたエリアには県内の人気ラーメン店4店舗のほか、韓国やタイの料理が味わえる居酒屋が並び、多くの人でにぎわっていました。
また、1階東側にある新潟県産の新鮮な野菜や果物を販売する店舗では25日から3日間、グランドオープンを記念してセールが行われていて客が次々と訪れていました。
母親と訪れた20代の女性は「学生時代によく利用していた新潟駅の姿が変わり、活気があって楽しいです」と話していました。
また40代の夫婦は「色々な店がここに集まっているので便利でいい」とか「これまであまり駅を利用してこなかったが利用したくなりました」などと話していました。