妙高の小学校 外国から弾道ミサイル飛来を想定し訓練

北朝鮮による弾道ミサイル発射への警戒が続くなか、外国からの弾道ミサイルの飛来を想定した訓練が23日、妙高市の小学校で行われました。

訓練は、弾道ミサイルが外国から発射されたという想定で妙高市の新井中央小学校で行われ、6年生の児童や教員などおよそ70人が参加しました。
はじめに市の担当者からJアラート=全国瞬時警報システムが出された際の対応について講義が行われ、屋内や地下に避難することや窓から離れ、身をかがめて頭を守ることなどを学びました。
その後、訓練のため「Jアラート」の音声が流されると、教員が体育館のカーテンを素早く閉めたり、子どもたちが部屋の中央に集まって身をかがめる体勢をとったりして対応を確認していました。
参加した6年生の女の子は「自分が何をしたらいいかを考えて行動すると、落ち着いて素早く対応できると思いました」と話していました。
妙高市総務課の岡田隆博防災係長は「子どもたちには家庭でも訓練で学んだことを共有してもらいたい。あまり経験のない訓練だと思いますが、地域の防災訓練などでも今後行っていきたい」と話していました。