三条市など30度以上 ことし初の真夏日 体調管理に注意を

県内は高気圧と南からの暖かい空気の影響で広い範囲で晴れて午前中から気温が上がっていて、三条市などでは午後1時までの最高気温がすでに30度以上となり、ことし初めての真夏日となりました。
この時期は体が暑さに慣れていないため、体調管理に注意するようにしてください。

新潟地方気象台によりますと、15日の県内は高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、南からの暖かい空気の影響で午前中から各地で気温が上がっています。
午後1時までの最高気温は、三条市で31.3度、新潟市秋葉区で30.1度、関川村の下関で30度ちょうどを観測し、県内でことし初めて最高気温が30度以上の真夏日となりました。
このほかにも魚沼市で29.9度、阿賀町津川と長岡市で29.4度などと、県内は5月下旬から7月中旬並みの季節外れの暑さとなっている所があります。
気象台は、上越や中越、佐渡では空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。
また、この時期は体が暑さに慣れていないため、体調管理に注意するようにしてください。

【三条では】
新潟県は南からの暖かい風の影響などで気温が上がり、三条市や長岡市など各地でことし初めて最高気温が30度以上の真夏日となりました。
このうち三条市では、午後2時までの最高気温が32.2度と、4月の観測史上で最も高くなりました。
三条市の川沿いにある公園では、半袖姿でキャンプを楽しむ人たちの姿が見られました。
新潟市から訪れた40代の男性は「天気がいいとは思っていましたがここまで暑くなるとは思いませんでした」と話していました。
東京からキャンプに訪れていた60代の男性は、「セーターを持ってきましたが半袖になりました。季節外れの暑さになっています」と話していました。

【長岡では】
日中の最高気温が31.4度と4月の観測史上で最も高くなった新潟県長岡市では、7月下旬並みの季節外れの暑さとなる中、日傘をさしたり半袖の服を着たりする人の姿が見られました。
80代の男性は「4月でこれだけ暑いのは経験がありません。花見の時期はもう過ぎてしまったかと感じるほどの暑さです」と話していました。
40代の女性は「きょうは半袖の服でちょうどよかったです。飲み物を飲む回数も多かったです」と話していました。