大型連休を前に信濃川で点検 危険な場所がないか確認 新潟

散策などで川岸を訪れる機会が増える大型連休を前に、新潟市を流れる信濃川の河川敷などで危険な場所がないか確かめる点検作業が行われました。

この点検作業は、毎年、大型連休の前に、国土交通省が新潟市と三条市の信濃川下流の河川敷や海岸で行っているもので、11日は、新潟市内で河川事務所の職員などおよそ30人が作業にあたりました。
このうち信濃川にかかる八千代橋と萬代橋の両岸の河川敷では、職員たちがブロックを棒でたたいたり手すりを揺すったりして、危険な場所がないか確認していました。
およそ1時間の作業の結果、遊歩道のゴムチップ舗装が剥がれていたほか、犬が掘ったとみられる穴が複数見つかるなど、修復が必要な場所を20か所ほど確認したということで、いずれも経年劣化などが原因とみられるということです。
河川事務所は、特に危険な場所については連休までに応急措置を施し、今後、新潟市などと協議したうえで本格的に修復することにしています。
信濃川下流河川事務所の内田剛二事務所長は「連休中の信濃川沿いにはふだん以上に多くの方が訪れる見込みですので、混雑時には譲り合って安全に楽しんでいただければと思います」と話していました。