新潟 「萬代橋チューリップフェスティバル」始まる

新潟市のシンボル「萬代橋」をチューリップが彩る「萬代橋チューリップフェスティバル」が10日から始まりました。

ことしで39回目を迎えるこの催しは、萬代橋と橋に続く大通りの沿道およそ500メートルを、2万5000本ほどのチューリップが彩り、新潟市の春の風物詩となっています。
初日の10日は式典が開かれ、中原市長は「新潟市自慢の花であるチューリップが一面に花を咲かせますので、多くの市民のみなさんに楽しんでいただきたい」とあいさつしました。
式典ではチューリップを育てた地元の幼稚園児による歌の披露も行われ、そのあと、園児たちは萬代橋を歩いて渡り、沿道に咲いた色とりどりの花を楽しんでいました。
チューリップは新潟県が切り花の出荷量で全国1位となっていて、新潟市の花にも指定されています。
参加した5歳の園児は「みんなで歩いて楽しかったです。赤とピンクの花が一番きれいでした」と話していました。
「萬代橋チューリップフェスティバル」は今月25日まで開かれ、新潟市の担当者によりますと見頃を迎えるのは来週になる見込みだということです。