長岡の花火大会 一般向け観覧席の販売価格値上げ

この夏の長岡市の花火大会について、主催する団体は警備費用が増えることなどから、ことしは一般向けの観覧席の販売価格を値上げすると発表しました。

長岡花火財団によりますと、ことし8月2日から2日間にわたり開かれる予定の長岡市の花火大会の観覧席は、ことしも多くの来場者が見込まれることから、去年より1日あたり6500人分増やし、あわせておよそ17万人分用意されます。
こうした観覧席はすべて有料で、長岡市民向けの先行販売分は販売価格を据え置く一方、一般向けは、警備員の人件費などが増えることからすべての席で値上げされるということです。
このうち信濃川右岸の会場の一般向けの販売価格は人気の「ベンチ席」が去年の1.4倍の5000円、「フェニックステーブル席」が去年の2倍の7000円となります。
長岡花火財団は「観光客の安全と安心を第1に考え、やむをえず値上げした。万全の対策をして出迎えたい」と話しています。
観覧席のチケットの申し込みは、長岡市民向けが今月10日から今月30日まで、一般向けが来月27日からことし6月7日まで受け付け、申し込みが多い場合は抽せんでの販売になるということです。