新潟医療福祉大に県内初の女子硬式野球部が誕生

新潟医療福祉大学に今月、県内の大学で初めてとなる女子硬式野球部が誕生し、8日、選手たちがはつらつとした表情で初練習を行いました。

新潟医療福祉大学ではこれまで硬式野球部が活動してきましたが、今月、新たに女子の硬式野球部が誕生し、選手13人とマネージャー1人が入部しました。
8日、新潟市北区にある大学のグラウンドで顔合わせと初練習が行われ、はじめに後藤桂太監督が「女子野球の人気が高まり競技人口が増えているが、大学でがんばる人は少ない。魅力的な活動をして普及や発展に貢献していこう」と呼びかけました。
続いて練習が行われ、選手たちは、はつらつとした表情でキャッチボールをしたりノックを受けたりして、シーズンのスタートを切りました。
大学によりますとここ数年、女子チームの増加などを背景に競技人口が増えていて、大学の女子硬式野球部の誕生は全国で15校目で、県内ではこれが初めてだということです。
チームは当面、男子の選手と一緒に練習し、今月20日と21日に新潟市内で行われる大会に出場するということです。
硬式野球部の佐藤和也総監督は「男子と一緒に練習をしながら、全国の高校の選手が憧れるような部にしていきたい」と話していました。
宮城県出身でキャプテンの小川舞選手は「待ちに待っていたので最高の気持ちです。笑顔と元気を忘れず、ひとつひとつの試合を大切にしていきたい」と話していました。