新潟 県警察学校で新人警察官と警察職員 約100人の入校式

新潟県警察本部にこの春、新たに採用された警察官と警察職員の入校式が8日、新潟市西区の警察行われました。

入校式には新たに採用された警察官と警察職員およそ100人とその家族が出席し、はじめに全員の名前が呼ばれたあと代表が辞令を受け取りました。
続いて入校生を代表して伊藤優企巡査(32)が「良心に従い、不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行にあたることを固く誓います」と宣誓しました。
そして県警察本部の滝澤本部長が訓示を行い「県民の生命・身体・財産を守ることは決して簡単なことではないが、その簡単ではないことを可能にする1つのよりどころが一人ひとりの強い使命感だ。警察学校で学びを深め、同期生と切磋琢磨してそれぞれの決意を強固なものにしてほしい」と激励しました。
警察官として採用された入校生たちは、寮生活を送りながら今後、半年から10か月かけて法律や逮捕術などを学び、県内の警察署に配属されるということです。
入校生の1人の、本間律美さん(33)は新潟市出身で、数年前に出会った女性警察官の仕事ぶりに感銘を受け、3人の子どもを育てながら警察官を志したということで「県民の期待と信頼に応えられるような、力強く、人の気持ちが分かる警察官になりたい」と話していました。