韓国駐日大使 花角知事と面会 佐渡島の金山めぐり意見交わす

韓国のユン・ドンミン駐日大使が4日花角知事と面会し「佐渡島の金山」などをめぐって意見を交わしました。

韓国のユン・ドンミン駐日大使は4日県庁を訪れ、花角知事と面会しました。
冒頭、花角知事は「大使のご支援をいただき、新潟と韓国の関係を深めていきたいと思います」と述べて、歓迎しました。
これに対しユン大使は「新潟はお米や海の幸、お酒などが豊富で、韓国にとって非常に魅力的なところだと思います」と述べました。
面会はその後、非公開で行われ、県によりますと「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録や北朝鮮による拉致問題などについて意見を交わしたということです。
ユン大使は5日佐渡市を訪れ、渡辺市長と面会します。
「佐渡島の金山」をめぐってはおととし2月、世界文化遺産への登録を目指して政府がユネスコに推薦書を提出しましたが、不備が指摘されたことから、修正して再提出し、ことし7月にインドで開かれる世界遺産委員会で登録の可否が判断される見通しです。
花角知事は「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を実現させるため、先月フランスのパリを訪れ、各国のユネスコ代表部の大使などに文化遺産としての価値を直接アピールしています。
※ユン・ドンミン