新潟大学で入学式

新潟大学の入学式が新潟市で行われ、およそ3200人の新入生が大学生活をスタートさせました。

新潟大学にはこの春、学部と大学院に合わせて3197人が入学し、3日、新潟市中央区の朱鷺メッセで入学式が行われました。
ことしはコロナ禍の時と異なり、新入生の家族も人数制限なく参加できるようになり、式の前に新入生たちは家族と笑顔で写真を撮るなどして新たなスタートを祝っていました。
そして式では牛木辰男学長が「大学ではたくさんの魅力的な出会いが待ち受けています。多様な人たちと感化しあい、コミュニケーションを通して自分が成長していく時間を過ごしてほしい。失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦してください」と激励しました。
続いて、新入生代表の医学部の藤原七海さんが「複雑化する社会に貢献できる人材になれるように直面した課題にまっすぐ向き合い、努力し続ける強さを新潟大学で身につけたいです」と決意を述べました。
医学部保健学科に入学した学生は「受験勉強が大変だったので、きょうを迎えることができてうれしいです。まだ大学生になった実感はないですが、立派な看護師になれるよう頑張りたい」と話していました。
工学部に入学した学生は「ほかの学生と会って大学生になった実感がわいてきました。専門分野をしっかり勉強して社会の役に立てるスキルを身につけたいです」と話していました。