列車のドア開いたまま20cm動く JR越後線 新潟大学前駅

1日午前、新潟市のJR越後線の新潟大学前駅で、列車が停車位置を直そうとブレーキを緩めた際に、ドアが開いたままおよそ20センチ動きました。
乗客にけがはありませんでした。

JR東日本新潟支社によりますと、1日午前9時前、新潟市西区のJR越後線の新潟大学前駅で下りの列車が、正しい位置より手前で停車し、ドアが開きました。
停車位置を誤ったことに気がついた運転士が位置を直そうとブレーキを緩めたところ、ドアが開いたまま、列車がおよそ20センチ動いたということです。
列車にはおよそ80人が乗車し、この駅でおよそ15人が乗り降りしましたが、けがをした人はいませんでした。
今回の原因について、JRは、停車位置を修正する際にドアが閉じていることを確認するという正しい手順を取らなかったためだとしています。
JRは「ご迷惑とご心配をおかけしお詫び申し上げます。このような事象を繰り返さないよう、指導を徹底し再発防止に努めます」とコメントしています。