“ＳＮＳ型投資詐欺” ５０００万円余を詐取される被害 魚沼

ことし１月、魚沼市に住む６０代の男性がＳＮＳで知り合った人物からうその投資話を持ちかけられ、現金５０００万円余りをだまし取られました。
警察は「ＳＮＳ型投資詐欺」とみて捜査を進めています。

警察によりますと、ことし１月中旬、魚沼市に住む６０代の男性のスマートフォンに、女性を名乗る人物からＳＮＳ上で連絡がありました。
男性がＳＮＳ上でやりとりを重ねていくと、「金に投資しないか」と投資を勧められ、「投資に詳しい人がいる」と、別の人物を紹介されたということです。
そしてこの人物から指示されて、口座開設をしたりスマートフォン用の投資アプリをインストールしたりしたということです。
その後、男性は指定された口座に現金１０万円を振り込んだところ、さらに投資を勧められ、先月下旬までの間にあわせて１１回、およそ５１２０万円を振り込んだということです。
男性がインストールしたアプリの画面では、投資が確認できていたということですが、先月下旬にＳＮＳでやりとりをしていた人物と連絡が取れなくなったことから、詐欺に気づいたということです。
警察は、ＳＮＳでやりとりを重ねて信用させ、金銭をだまし取る「ＳＮＳ型投資詐欺」として捜査を進めるとともに、ＳＮＳを使った投資話に注意するよう呼びかけています。